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カンブリア宮殿(動画4月10日)奇跡の復活!ロイヤルホスト [カンブリア宮殿]

カンブリア宮殿動画あり、4月10日放送)は「奇跡の復活!ロイヤルホスト」です。










浮き沈みの激しい外食業界で、1996年から15年連続で既存店の売り上げが前年を下回る
低迷状態から、社長に就任するや、たったの1年で売り上げを回復させた矢崎社長の
改革の全貌が解き明かされていきます。

村上龍
logo.jpg
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria_past/list/list20...より引用





小池栄子
100224_img_3.jpg
http://doraku.asahi.com/hito/interview/html/100224...より引用







今や、全国に232店舗を展開するファミリーレストラン「ロイヤルホスト」ですが、
出発点は、今から40年以上前の1970年にさかのぼり、大阪万博のアメリカ館で、
ステーキハウスが大ヒットしたことから、「たくさんのお客さんに海の向こうの メニューを出す」というコンセプトで始めたということです。








それが90年代に低価格の店が出てきて、価格競争に陥ってしまったわけです。
その結果、売上げが96年以降、毎年減少し儲からなくなって行くのですが、
この構図は、どこか、日本の白物家電メーカーがたどった道と似通っている
気がします。







そこで2011年に矢崎精二さんが社長に就任するや、たったの1年で売り上げを 回復させてしまいます

矢崎精二社長
img_36fec7630d440256eb4e043352555c71108340.jpg
http://toyokeizai.net/articles/-/13686?page=2より引用









何をしたかというと、創業の原点に立ち返り、安売り競争ではなく
「ちょっと高いけどおいしい」「サービスがしっかりしている」という価値を お客様に提供し、その対価をいただくという戦略に打って出たのです。







各店舗にコックを複数人置くことを復活させ、ひと手間かけた料理を提供する。
食材も見直し、アメリカの上質な牛肉やイタリアの小さなメーカーの評判の
パスタを使ったメニュー開発を進めるなどの施策を矢継ぎ早に打ちます。




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おいしさの原点はコックさんの腕なんですね。
だから、店長の隣に、コックのリーダー、料理長が掲示されているのです。







こうして、企業体力をすり減らすだけの価格競争から脱却し、新たな価値次元の 提供で見事に顧客の信頼を勝ち取ったロイヤルホストの次なる戦略が楽しみですね。








☆こぼれ話

ロイヤルホストのメニュー作りの全責任を負うのが、統括料理長である西田光洋さん
率いる精鋭のコックさんたちです。

西田光洋さん
portrait01.jpg
http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/backnumber/20131...より引用





納得いくまで何度も試作を繰り返し、味に妥協を許さず、設定した価格の中で
食材の質を落とすようなら、そのメニューを取り下げるという徹底ぶりで、
これはほかのレストランではなかなかまねができないことでしょうね。
だからこそ、ロイヤルホストがほかのレストランを超えるのですね。
味も値段も突きつめる姿勢から生まれる料理が、お客さんを惹きつけ、
ロイヤルホストの味を支えているのでしょうね。


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