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ガイアの夜明け(4月1日放送)は「消費増税”狂想曲”」 [番組]

ガイアの夜明け4月1日放送)で「消費増税”狂想曲”~潜入!価格決定の裏側~」
が放送されました。その見どころについて書きたいと思います。

【案内人】江口洋介
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http://www.bs-j.co.jp/official/gaia/より引用

4月1日から消費税が3%アップして8%になりました。一般消費者にとっても大きな
問題ですが、各企業にとっても、そのまま増税分を転嫁するか、一部転嫁し一部据え置くか、
敢えて値下げするか、それこそ企業の存続にかかわる大問題といえます。





今回の「ガイアの夜明け」では、消費税を転嫁しながらも新商品の魅力で客離れを食い止めよう とするする企業、「カイゼン」でコストダウンを図る企業などの企業努力の舞台裏が紹介されます。







また、一方で、価格転嫁を取引先の企業に押しつける行為に関しては「価格転嫁Gメン」が目を
光らせています。はたして、「価格転嫁Gメン」は有効に機能するのでしょうか?


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番組では、消費増税を機にした、価格決定をめぐる企業の様々な取り組みと、
その裏側を伝えられました。







デフレ時の消費税引き上げは短期的にGDPに悪影響を与えるとされています。
現実に1997年時の消費増税後に景気が悪化したことが引き合いに出されて、
世間には不安感が広がりつつあるような気がします。こういう消費者心理になると、
買い控えが進むのは容易に想像され、外食産業なども客離れが一番恐れるところでは
ないでしょうか?






そうした中、セブン&アイ・フードシステムズ傘下の「デニーズ」の戦略は、
「商品を変えずに増税分を価格に転嫁すれば、常連客の反発を招く恐れがあるため、
メニューを見直し、集客力を保つ」としています。







集客の起爆剤となるメニュー開発の様子は興味がありますね!







また、地方の人気スーパーでは、目玉商品の価格を抑えるため、陳列や配送などの
作業工程を、専門の「カイゼン部隊」が見直し。懸命なコストダウンを図っています。
トヨタ生産方式での改善でしょうか。
この「カイゼン」という言葉は今や世界語と言っても過言ではないほどになっていますね。






一方で、価格転嫁を取引先の企業に押しつける行為に対しては、「価格転嫁Gメン」が目を
光らせています。「価格転嫁Gメン」とは、公正取引委員会の専門職員で、中小企業が
増税分を納入価格に上乗せできているかどうか監視するために設置されており、4月から
いまの3割増の150人体制とするとしています。






BtoBの世界では、消費税率引き上げを理由とした納入価格の値下げ要請も考えられます。
これを何とか防ぐ役割を担っているのが、「価格転嫁Gメン」でしょう。






いずれにしても、今回の消費増税は中小企業にとっては大きな負担になるのは間違いあり
ませんが、逆の視点から見れば、これは企業体質強化の好機とも捉えられるのです。








「集客力を保つための努力」、「コストダウンのための努力」が企業体質の強化につながり、
一次産業、二次産業、三次産業すべてが好循環でうまく回っていく姿が我々日本のありたい
姿ではないでしょうか。


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